2022年12月28日

子どもの学習は、短期集中型で目標を決めて

大人であれば60分、90分と長い時間の学習にも対応できるかもしれませんが、小学生以下となるとそうはいきません。本当に集中が続くのは20分が限度でしょう。
 そこで私の塾では目標を定めるようにしています。「分数の通分ができるようにする」とか「単位量の計算のパターンを理解する」といった具合です。目標が達成できれば、残りの時間はゆるくなってもOKで、知識を詰め込みすぎないようにしています。学齢期の子どもは情報が過多すぎると、頭に何も残らなくなってしまうんですよね。「子どもの学習は短期集中型で目標を決めて」宿題等を家でやるときも実践してほしいです。
                                                                           晴教室 山口

  

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2022年12月23日

人の本質を見抜くべき理由

人と初めて会う時、その人がどんな人であるかって、やっぱり気になります。人を判断する理由の一つとして、経歴や肩書だったり、職業だったりするわけです。昭和の頃だったら、高学歴=立派な人、すごい人 という方程式が成り立っていたのかもしれませんが、時代が進むにつれて、必ずしもそうではないことが明らかになってきました。
 女性はお金を持っていたり、自分をエスコートしてくれる男性を魅力的に思うかもそれませんが、結婚後にいつも尽くしてくれるとは限らないし、大学教授が人格者であるとも限りません。昔は聖職と呼ばれていた教師の不祥事なんて毎日のように報道されています。つまり、人は相手を見る目をきちんと養うことが必要だということです。自分にも言い聞かせていることですが、見えるものばかりに囚われずに、本質を見る。バイアスに騙されない。悪意を持った人間と距離をおくためにも大事なことですよね。
 晴教室 山口


                                                                      

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2022年12月17日

苦しいとき、悲しいときをどう乗り越えるか

人生には苦しいとき、悲しいときが必ずありますよね。私もこれまで大変なことをたくさん乗り越えてきたし、これからも苦境に立つことはきっとあると思います。みなさんはそういう時、どう乗り越えますか?
 私はひどく落ち込んだり、困難が訪れたときには「自分という人生の物語の一部である」と捉えるようにしています。自分の人生を物語として捉えれば、そこに浮き沈みがあるのは当たり前ですし、粘り強く頑張っていくならば、最終的には大きな幸せを掴めるかもしれません。困難、失敗=終わり ではないんです。自分が年を取って人生を振り返ったときに、どんな物語ができているか、とても楽しみです。
                                                                     晴教室 山口

  

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2022年12月11日

仕事は「やりたいこと、やりたくないこと」では測れない

 仕事を「やりたいこと、やりたくないこと」で語る人もいますが、一元的な見方では測れません。「やりたいこと、やりたくないこと」と「できること、できないこと」は微妙に違うものだし、「やりたくはないけれど、お金やそれなりの地位をもらえればいい」という人もいますよね。落としどころは様々だと思います。ただ、やはり働くことはとても尊いことです。賃金は違えど優劣なんてありません。たくさんの労働者で世界は回っているし、その恩恵を私たちは受けているんです。すべての働く人に感謝の気持ちを持って生きていきたいですね。
                                                                 
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2022年12月07日

不登校への理解

世間一般的に不登校児への理解が進んできているとはいえ、まだ十分ではありません。インターネットの掲示板などでは未だに「嫌なことから逃げているだけ」「ズル休みだ」という声もあります。
 多くの不登校のお子さんと関わってきましたが、積極的な不登校になっているという子はほとんどおらず、多くの子ども達が「普通に学校に通うことができない自分はダメな人間かもしれない」と自責の気持ちを持っています。不登校の原因は様々ですが、明確にいじめや嫌がらせ等の要因があるというよりも、心が知らず知らずのうちに無理を重ねてしまい、ある日どうしても学校に足が向かなくなる、というケースが多いよう思います。
 今は不登校児を対象としたフリースクールや放課後デイサービスもあり、社会との接点は持てます。世間一般の皆さんには不登校の子を「嫌なことから逃げているだけ」「ズル休みだ」と決めつけずに、長い目で見守ってほしいです。心が十分に充電されれば、あるべき場所へと自然と向かっていけるでしょう。                                    
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2022年12月04日

多様性があるからこその世界

世の中にはいろいろな人がいます。頭がいい人、運動が得意な人、音楽が得意な人、物語を作るのが得意な人etc……その逆もしかりです。教育に関して言えば、学力が高い子、身につくまで時間がかかる子、様々だから教える側としては大変な面もあります。
 でも、いろいろな人がいるからこそ人類は数百万年の歴史を生き抜いていました。算数が得意な人、言語が達者な人、体が強い人etcもし、みんな同じようなタイプの人間なら、その強みが使えなくなる時代になれば人は生き残れませんよね?これはあらゆる時代でも人が生き抜けるように脳が進化してきたからなんだそうです。
 みんなが違う、でもそれが当たり前だというのを、いつも心に留めておきたいですね。                      晴教室 山口

  

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2022年12月01日

授業はGive&Takeだと思う

私は仕事上たくさんの授業をしてきたし、多くの先生方の授業を見てきました。面白い授業をされる先生、厳しいけど、しっかり子ども達の力を伸ばす先生、タイプは様々ですが素晴らしい先生がたくさんいらっしゃいました。
 先生が子ども達に与える(面白い授業、分かりやすさ、学力など)から、子ども達はついてきてくれるし力も伸びていくのです。でもこのバランスが崩れるとどうでしょう?授業にまったく中身がないのに、規律や成果ばかり厳しく求められる……。これは良い授業と言えるのでしょうか?Give&Takeは保たれていませんよね。私は授業をする際に、どれだけまず相手に与えらえるかを考えるようにしています。その成果がすぐに返ってくるとは限りません。でも、いつか時間はかかっても、いろいろな形で返ってくるかも。
                                                                    晴教室 山口


  

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