2024年04月12日

人を無理に変えようとしない

人を変えることってなかなか難しいです。

学校の教員や、私のような塾講師はモノを教える仕事なわけですから、人を変える仕事です。

厳しく接すれば成績が上がるとか、プレッシャーをかければ努力できるようになるとか、そんなに単純ではありません。

本人の能力や実態を理解し、アプローチの仕方や勉強の教え方、させ方を考えていきます。もちろん信頼関係を築くのも大切です。

そうやって真摯に向き合っていくことで、生徒たちは少しずつ数か月、年単位で成長していきます。

人を無理にコントロールしようとしない。
そこを理解していないからハラスメントになるんです。

人には(特に子ども達には)前を向こうとする力があります。
ちゃんと成長できる素地はあるんです。

そこを信じてあげるのも指導者の役割です。
                                     晴教室 山口

  

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2024年03月29日

なぜ勉強は楽しくないのか?

勉強が楽しくない、嫌いだという人は多いです。
私も学生時代、学ぶ意欲が低下していた時期もありますので、気持ちはよくわかります。

でも、人間というのは知識欲が本来あるはずなんです。未知のものを知りたい、探求したいという本能が。それなのに学ぶことが嫌いになるのはなぜだろう?

それはやらされているから。学齢期になると、学校へ行って授業を受けさせられたり、宿題をさせられたりというように、勉強を強いられる環境に置かれるからなんです。

人間は強制されたら、意欲が低下する生き物です。

社会を維持するための制度上、子ども達に学ばせるのは当たり前なことかもしれないけれど、人間の本能的な部分とは相容れないかもしれません。
                           
                                  晴教室 山口


  

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2024年03月15日

熊本県美里町に行ってきました!

3月13日、生徒の支援(外出の練習)で熊本県美里町にある緑川ダムへ行きました。天気が良くてとても気持ちがよかった!

美里町といえば、日本一の石段が有名ですが、緑川ダム湖畔にあるフォレストアドベンチャー美里には、日本一のジップスライドがあります。

この大きな緑川ダム湖をジップスライドでターザンのように渡っていくらしいです。ちょっと怖いですね( ;∀;)

今回はあくまで生徒の同行支援ということで、ジップスライドはしませんでしたが、いつか体験してみたいです。今度来る時が本当に楽しみ☆

このように熊本には素敵な場所がたくさんあります。
全国の人に熊本の良さを知ってもらいたいな(*^_^*)
                                    晴教室 山口

  

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2024年02月16日

心を亡くした状態では結果はついてこない

心を亡くすと書いて「忙しい」と読みます。

恥ずかしながら私は先週かなり多忙で、目の前のことにひたすら追われていました。でも、その結果ミスがあったり大事なことを忘れていたりして、良いことはほとんどなかった。

頑張ること自体は良いですが、心を亡くしてまで取り組むのはちょっと違う。落ち着いて冷静でいることの大切さを実感しました。

昔、「どう勉強すれば結果がでますか?」という生徒の問いに、「とにかくやることだ。がむしゃらにやれば結果はついてくる」と答えた先生がいましたが、それは違う。

演習は大事ですが、知識は整理していくことも必要です。勉強は作業ではないので、練習して終わりではだめです。覚えているか、身についているか必ず確認をしましょう。そして心を亡くさないことです。冷静に、そして確実に積み上げていく。仕事も勉強もそういう姿勢で臨みたいものです。
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2024年01月19日

大昔の狩りや漁は女性も大活躍だった!

原始時代はどんな時代だったのでしょう?
男女の役割分担のようなものはあったのでしょうか?

一昔前まで、太古から「男性が主に外で狩りや漁をして、女性が家事や子育てを担っていた」という定説があったらしいですが、最近の研究によると、また違う事実が分かってきたらしいです。

それは女性も狩りや漁にガンガン参加していたということ。

南米ペルーで9000年前の女性と思われる人骨が発見されたのですが、彼女の遺体は狩猟の道具と一緒に埋葬されており、大きな獲物を追うハンター(狩人)だったことが分かりました。

このほかにも狩りや漁をしていたとされる大昔の人骨には多くの女性のものがあり、女性ハンターは決して珍しい存在でなかったらしいですね。

男性と女性は身体の作りや脳の構造は違うところもあるけれど、ジェンダー平等の視点は大昔の方があったのかもしれません。
                        
                                    晴教室 山口

  

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2023年12月26日

ピンチをチャンスに変える力~高島屋のケーキ事件から~

高島屋のケーキが崩れて届いたというニュースが世間を騒がせていますね。製作元の工場に問題があったのか、配送事故なのか分からないですが、せっかくのクリスマスケーキがこんなことになって非常に残念です……( ;∀;)

ですが、そんな中「崩れたケーキに3歳のお子さんがデコレーションをした」という投稿をX(ツイッター)で見つけてほっこりしています。

記事を書かれた方によれば、ケーキが崩れていたのは残念だったけれど、どうせ形が崩れているならと銀色のビーズのような菓子(アラザン)やサンタクロースの紙ピック、ドライフルーツなどを使って3歳のお子さんにケーキをデザインしてもらったとか。

3歳のお子さんにとっては楽しくて、かけがえのないクリスマスになったことでしょう(*^_^*)

こんな風にアクシデントを楽しい時間に変えることは誰にでもできることではありません。投稿してくださった方のご家族はほんとうに素敵ですね。

ピンチをチャンスに変える力。見習いたい!
                             晴教室 山口

  

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2023年12月22日

自分をマネジメントできる力を

いったい自分は何が得意で何が苦手なのか?
どういった人間なのか?
どういう生き方が合っているのか?

自分を知ることは簡単なようで難しいことです。
ですが、自分を知ることで人は社会で生きやすくなります。

たくさんいろんな経験をしましょう。
失敗も成功もしましょう。
その積み重ねた経験が大きな武器になります。

自分を知っている人間は強いです。
勝ち戦、負け戦、ひき時が分かるから。
良い意味で諦めることもできます。

セルフプロデュース上手になろう!
                        晴教室 山口

  

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2023年12月08日

得意なことは伸ばし、苦手なことは少しずつ

私は「得意なことは伸ばし、苦手なことは少しずつ」をモットーにしています。

意外と思われるかもしれませんが、人間は苦手を補うよりも、得意を伸ばすことのほうがずっと生産的です。

私は大学受験の時、自分の力が最大限に活かせる試験内容で勝負し、合格を手にしました。

もちろん学習においては、国語や算数なども基礎学力は大事ですし、おざなりにしてよいというわけではありません。でも、苦手なことを伸ばすのはすごく大変で、時間も労力もかかります。

得意な勉強、苦手な勉強なら2:1くらいでいいかもです。
自分の力が活かせるステージで勝負しましょう。
                              晴教室 山口

  

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2023年11月25日

“幸せになる”ために

人の幸せは相対的なものです。明確な基準があるわけではありません。

周りから見てどんなに不幸そうに見えても、自分が幸せであればその人は“幸せ”なのです。

これは私の考えですが、人がより多くの幸せを感じるために必要なことは、些細なことでも幸せを感じられるような感性を持つことだと考えています。

ブランド品を持つことや良い車に乗ることも幸せでしょう。でも、いつも日常的に得られる幸福ではありません。

それよりも、今日はずっと信号が青だった。棒アイスが1本当たった。〇〇君が話しかけてくれた。テストの点が5点上がった。帰りの夕焼けが綺麗だった……周りを見渡せばたくさんの幸福があるんです。

そんな身近な幸せで心を満たせるのは、とても素敵なことです。
                               晴教室 山口

  

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2023年10月27日

“誰かの願いが叶うころ”

2004年に発表された宇多田ヒカルさんの『誰かの願いが叶うころ』という楽曲の中で、こんな歌詞があります。

誰かの願いが叶うころ  あの子が泣いているよ
そのまま扉の音は鳴らない

私の涙が乾くころ あの子が泣いているよ
このまま僕らの地面は乾かない

例えば入学試験で合格し、幸せな気持ちになったとします。
でも隣には試験に失敗して泣いている人もいる。
みんな幸せになる、満たされるということはないのです。

遠い国で起きている戦争も他人ごとではありません。
私たちがモノで満たされて幸せを味わっている瞬間にも、
家や愛する人を失い泣いている人がいる。

そんな真実から目を背けないようにしたいです。
                         晴教室 山口

  

Posted by haru at 23:52Comments(0)