2023年10月20日

自分の成長を実感できれば歩き続けることができる

私は未来高校の広報の仕事で、チラシをデザインすることがあります。

最初はなかなか慣れず、何回も書き直して数日かけて作っていたのですが、昨日は1日で新しいチラシを作り上げることができました。

これまで何枚も作ってきているので慣れはあるかと思いますが、自分の成長を実感できてすごく嬉しかったです。

仕事っていろいろ大変だけど、自分の成長を感じることができれば、頑張ってよかったと思えるのです。

長い人生の道のりを歩き続ける自信と勇気が湧いてくるんです(*^_^*)

                               晴教室 山口



  

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2023年09月29日

なぜ間違ったのかを考えよう

私は学習を指導していく中で、「なぜこれではダメなのか?」「なぜ間違ってしまったのか?」と子ども達に問うことが多いです。

逆に私がわざと間違った答えを提示して、子ども達に指摘させることもあります。


これは、間違いを責めることを意図したものではなく、子ども達の思考を深めるための手立てです。

一方的な説明では飽きてしまう子でも、こうやって問いを投げかけることで、自分なりに考えを深めてくれます。


語彙が少なくても大丈夫。大切なのは自分の言葉で考えることです。考えたことを言葉にすることです。

年齢が上がるにつれて、こういった力が大切になってきます。
                            晴教室 山口

  

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2023年09月22日

"ケーキの切れない非行少年たち"から考える

宮口幸治さんという精神科医の方が書かれた『ケーキの切れない非行少年たち』という本があります。
 
これは少年院には、認知力が低く、ケーキを等分にすることができない非行少年が大勢いるという例から、人口の数パーセントはいるであろう「境界知能」の人々に焦点を当てた書物です。

 また、困っている彼らを学校、社会生活で困らないように導く実践的なメソッドも紹介されています。

私たちのように常日頃から子ども達と関わっている人であれば、一度は読んでおいて損はない作品です。

この本が奥深いのは、「非行少年=大人を舐めているから。性悪だから。」はなく、そもそも認知能力が低いために非行に走ったり犯罪に手を染めたりしてしまうと言われている点です。

例えば急に10万円が必要になったとします。通常であれは頑張って働いたり、知人からお金を借りたりします。ところが非行少年たちはその選択肢と同列に「他人から盗む」「犯罪に手を染める」といった選択肢が出てくるのだそうです。

これは認知能力が低いが故に、手軽な方法だけに目を向けてしまい、後先のことや犯罪行為を行うことで生じるでデメリットを考えることができないから。

世間一般にこういった少年たちは、非難される側なのかもしれませんが、本当は一番支援が必要な人たちかもしれません。

私たち大人の在り方を教えてくれる大事な一冊です。
                             晴教室 山口

  

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2023年09月15日

儒教の弊害とは

孔子の教え、いわゆる儒教は日本でも広く知れ渡っています。
国語の教科書にも載っているほど有名で、日本だけでなく中国や韓国にも広く伝わる尊い教えです。

ですが、この儒教には弊害もあります。

儒教には「親や教師など、目上の人を敬いなさい」という教えがあります。一見正論のように見えますが、親や教師など目上の人が尊敬できるような人ではなかったら?
毒親だったら?
権力を振りかざして好き放題する暴君だったら?

上の立場の人には都合が良いかもしれませんが、子どもや立場の低い人はたまったものではありません。

このように儒教の教えは、上の立場の人が尊敬できる人だった場合、優れた人格者だった場合という前提の上に成り立っているんです。

この令和の時代、様々な先人の教えを鵜呑みにせずに、改めていくことも必要かもしれませんね。
                                                           
                              晴教室 山口

  

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2023年09月02日

“努力ではなく脱力しなさい”

老子は「努力ではなく脱力しなさい」と言ったそうです。

若い頃は努力は何よりも重要だと思っていたし、頑張れば報われると信じていた頃もありました。でも今になって老子のこの言葉の意味が良くわかります。

一生懸命になりすぎて周りが見えなくなっても良くないし、一心不乱に取り組むことは一見良い事のように見えて、かなり身体に力が入っている状態だと思います。これでは良いパフォーマンスは発揮できません。

そして、精神を削るような努力はそのリバウンドが怖いのです。
(鬱や適応障害など)

努力そのものを否定はしませんが、
「できることをする。あとは自分を信じて、ものごとの成り行きは天に委ねよう」
 そう私は老子の言葉を解釈しています。
                                  晴教室 山口


  

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2023年08月25日

地域の夏祭りに参加してきました!

8月19日(土)に出水7丁目6町内の夏祭りに参加してきました。
今回は参加……というだけではなく、夏祭りの準備やちょっとした裏方までさせていただいて、素敵な経験になりました(*^_^*)


カラオケにジュースやビールの早飲み競争、お得な抽選会など、とても楽しかったです。


ひのくに国祭りや山鹿灯籠祭りなどの大きいお祭りもいいけれど、地域のお祭りも負けてはいません。小規模だけど地域の方々の熱い想いがしっかり詰まっています。


子ども達もたくさん来てくれていたし、ドリンクや焼き物販売のお手伝いをしてくれる子もいました。
こういう経験を通して、人のために働く喜びや自分たちが育った地域を大切にする想いが育ってくれたらいいなと思っています。


出水7丁目、6町内のみなさん、お世話になりました。
本当に楽しかったです!
                                        晴教室 山口

  

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2023年08月04日

お祭りはやっぱり心躍ります

8月4日(金)~8月6日(日)にかけて4年ぶりの「火の国祭り」が熊本市で開催されます。
 
4年ぶりなんですね~。コロナ禍でお祭りのような行事はなくなってしまうのかもと思っていましたが、全国各地で今年は夏祭りが行われるようです。

お祭りって行かなくても、花火の音を聞いたり、祭囃子の音を聞いたりするだけで心躍ります。

幼少期、お盆の時期に祖父母の家へ行くと、祖母が1000円お小遣いをくれていました。それを持って従兄たちと夏祭りに行っていた楽しい記憶が蘇るのでしょうか。

蚊取り線香の匂い、花火の音、露店の賑わいと、従妹たちと過ごした夏。私の大切な思い出です。
                                                  晴教室 山口

  

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2023年07月23日

共感性の高い人は強さを身につければ最強だと思う

共感性の高い人は生きづらい世の中です。
人や環境から負のエネルギーを受け取りすぎてしまって、落ち込みやすかったり、打たれ弱かったり……しんどいと思うことが多いですよね。

でもね、共感性の高い人って、他人の思いや感情に寄り添えるとっても優しい人なんです。

「優しい人」というのは、強かさが求められる現代社会ではちょっと生きにくいけれど、他人から受け取る感情やエネルギーを調整する術さえ身につければ最強になれます!

それは、自分と他人とをきっちりと隔てるフィルターを心に持つことだったり、嫌われても良いと思える覚悟だったり、できないことはできないと断る勇気を持つことだったりするわけです。

「優しい」+「強さ」って最強だと思いませんか?
                                     晴教室 山口

  

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2023年07月15日

大雨に備えて

7月3日、熊本市は大雨でした。
午前7時から9時前にかけての雨が一番酷くて、街中で車が立ち往生している状況でした。

車が水没してしまって、レッカーで運ばれていく車も多数あって……
そういう状況での通勤だったため、本当に怖かった……( ゚Д゚)

道路に水が溢れていて、かなり危うい道を通ったので、もしあと数センチ水位が高ければ、私の車も危うかったかもしれません。

車というのは、水に弱く、タイヤの半分が水没してしまうだけでも、エンジンが壊れてしまう恐れがあるそうです。

「無理をしないこと」「もしもを想定して生活すること」この2つのことを改めて学ばされました。

まだまだ大雨の危険はあります。真夏が過ぎると今度は台風の季節です。我が国は災害と隣り合わせなので、いつでも危機感を持っていたいですね。
                                               晴教室 山口

  

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2023年06月30日

無理をしてでも偏差値の高い学校に進学すべきか?

今日の話題は進学についてです。
無理をしてでも偏差値の高い学校に行くべきでしょうか?
それとも自分に合った学校を選ぶべきでしょうか?

こう聞かれたら、私の考えは圧倒的に後者です。
やはり自分に合った学校(校則、校風、求められる学力など)を選ぶべきです。

それはなぜか? 自分に合わない学校に進学してしまい、不適応を起こした場合、精神的なダメージが大きすぎるからです。

授業についていけない、先生が厳しすぎるetc……そういった心の負荷が積み重なって不適応を起こした生徒たちを、今までたくさん見てきました。

自分に合ったレベルの授業が受けられること、部活動や友達関係を含めて、校内の環境が心地良いことは、すごく大事なことだと思うのです。

実は学歴や肩書で勝負ができるのは、社会に出てほんの数年で、社会人も十数年が経つと、個人の評価は学歴や肩書に左右されないことが最近の研究で分かっています。

生徒たちにはしっかり進学先の研究をして、自分に合った進路を選んでほしいです。
                                                  晴教室 山口



  

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